サンタ

帰りの電車の中、向いの座席で眠りこけるサラリーマン。彼のズボンには赤い糸くずが大量についていました。カバンからちらりと飛び出した赤と白の布から察するに、彼はサンタです。あと10日。来るべきその日に向けて、彼は今日も朝早くから出社してプレゼントを効率よく一晩で配りきるための経路を何度も練り直し、トナカイたちの世話と訓練、そして地元警察へのあいさつ回りなどもこなし、仕事の後に仲間のサンタたちと一杯ひっかけて帰るところだったのでしょう。もしかしたら古い考え方にに固執する年配サンタへの不満を、先輩サンタにぶつける一幕なんかもあったかもしれません…というところまで想像したけどもう先週と今週のスピリッツ読んで眠ります。明日はお休み。